車がモデルチェンジすると同時に塗装も驚くような速さで進化?します。
エンジン性能などや新技術はスペックなどが公にされますが塗装は新たな革新的技術が投入されない限り新色程度の情報しか公開されず今までの研磨工法や技術では仕上げが非常に困難になっている場合も多くこの車種のこの塗装コードでは簡単に取れていたシミがケミカルでは全く取れなかったりダブル研磨の方が逆に塗装にダメージを与える塗装などワンパターンな工法や同じ機材だけで何年も通用しない時代に突入しています。
現在はケミカルや誤魔化し研磨剤のお陰で気がついていないだけです。
当店では塗装研磨用ポリッシャーとして発売される海外製機材はメーカーの意図や今後の塗装を読むためにも国内、国内未輸入品まで含めてできる限り導入しております。
車磨き業界人は高額な工賃を提示し最先端、最新というフレーズを好んで使う割に作業機材は整備業界、鈑金塗装業界の方々に比べ安価であるにも関わらず資材投資に消極的な方が多いような気がします。
当店では塗装復元研磨作業や塗装保護強化処理を施工する際に必ず使用するクロス類、特にマイクロファイバ ークロスは特に拘りを持ち採用し塗装種類、使用用途により使い分けるため数種類用意しております。
勿論、作業車毎全て新品のクロスを使用しております。
当たり前の事でしょうが塗装に直接触れるクロス類も拘ることで施工の際に新たなキズを付ける危険性を軽減出来ると考えるからです。
また、施工者でも知らない方も多いのですがマイクロファイバークロスにもランクがあり弊店ではエッジレス365GSM(プレミアムグレード+)を通常クロスとして採用おります。
仕上げ作業やコーティングの拭き上げには更に上質な500GSM(+AAプレミアムグレード)を使用しております。
某業販販売店マイクロファイバークロスは清掃用タオル(エコノミーグレード)の位置付けなので本来はカーディティーリング専門店が塗装用に採用するクロスとしては基準を満たしておりません。
ホームクリーニング清掃専用品なので塗装用に使用するには???ですが業界では低価格ということもありメインクロスとして採用されている店舗が多いのも事実なのです。
ガラスコーティングの仕上がりには拭き上げに使用するクロスも大きく関係することは間違いがない事実です。
当店採用マイクロファイバークロスは最高品質のドイツマイクロファイバー製造装置で製造された製品になります。
安価販売のマイクロハイバークロスはエッジレスMFクロスだとしてもコスト削減のため両面起毛タイプではなかったり柔らかく上質なMFクロスとして流通している物でも70%ポリエステル/30%ポリアミドで製造されたものが大半ですが当店の採用MFクロスは全て80%ポリエステル/20%ポリアミドで製造されたスプリットプレミアムMFクロスとなります。
塗装に直接触れバフ目やチリ目と言われる微細なキズを気にする専門店だからこそ全ての部分に拘りをもっております。
当たり前のことですが製品ランク、製造国などを選び基準に適した製品を海外より直接輸入しております。
研磨作業の必需品である様々な用途のポリッシャーも施工終了後に即清掃をおこないます。
それは車一台分の塗装研磨に使用すると驚くほど研磨粉がポリッシャー本体や内部に付着します。
それだけなら良いのですが次回使用時に塗装面に研磨粉が落ちてくることが多々あります。
研磨粉が落ちる可能性のまま研磨作業をおこなう行為は専門店としては失格です。
PROとして完璧な作業をおこなう為にも日々の清掃は不可欠なのです。
また、当店では研磨用ポリッシャーと塗装保護剤塗り込みポリッシャーは同一機材であっても各種2台導入し完全に分けて使用しております。
使用機材同様バフも使用後すぐに専用洗剤を使いて手洗い洗浄を行ないます。
当店がダブル研磨で使用するバフは画像のように毛足の長いソフトなウールバフをメインに様々な素材、形状のバフを使用致します。
研磨作業時には専用エアーブラシや専用バフ洗浄機を使い常にクリーンな状態で作業をおこないます。
また、洗浄後に乾燥させた状態では毛足が寝て卸したて時のような感じではなくなります。
当店では使用前に必ずトップトリマーが使用するブラシ(犬や猫用)を使用しブラッシング作業をおこなってから使用します。
他業種ブラシですがウールのもつれをほぐし傷んだウールを取り除きふっくら仕上げることができます。
また他店では使用しているLevelのバフでも質感や毛質の変化があれば当店では破棄しております。
常にお手入れをしたバフで塗装面を研磨する事を心がけております。
同業者様でも色々な考え方がありますが当店では徹底したマスキングを施し研磨作業を行ないます。
ガラス面は元よりグリル部分などにも様々な種類のマスキングテープを使用します。
瞬解前処理により研磨粉は殆ど発生しませんが研磨後無駄な作業をする必要がなくなります。
当店では研磨及び内装クリーニングなどの作業に使用する資材に関して独自の基準で廃棄致しております。
特に塗装に直接触れるマイクロファイバークロスに関しては必ず新品の物を研磨工程で3枚、塗装保護強化処理工程で5枚程度使用します。
上記枚数は車種により異なりますが質にも拘って採用したクロスのみ作業に使用します。
例えば当店ではマイクロファイバークロスを新たに採用する場合、デリケートな塗装であるナイトホークブラックや202ブラックなどのテストパネルを使用し特殊光源の中、力を入れて拭いてみたり水拭きしてみたりと様々なテストをしカークリスタルの基準をクリアした製品のみを採用しております。
また、研磨作業に使用する機材やバフなどは作業完了後に即清掃致します。
3回に一度の割合で分解清掃と整備を行ないます。
バフに関しては3回使用で廃棄致します。